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例によって地下鉄で天安門東まで行く。今回は三脚も広角レンズも持ってきた。土曜の夜だけあって観光客も多い。輪タクの親父達がしきりに声をかけてくる。夜景写真を撮りながら前門まで散歩。天安門広場を警備する解放軍兵士を撮ろうとしたら怒られた。
昨夜見つけておいた、24時間営業の「永和大王」という店に入った。入口のレジで食券を購入する。香辛牛肉麺10元と百威ビール8元。出された牛肉麺は、さすがに香辛というだけあって麺に絡んでいる油が辛い!しかし寒い北京の夜には向いている気もする。例によってビールは冷えていなかった。ここではビールを冷やすという概念がないのかもしれない。
前門駅で地下鉄を待つ。いつも復興門経由なので、今回は建国門経由にしよう。ホームにある北京地下鉄地図を前に、西洋人の家族連れがなにやら話をしている。いま私達はどこにいるのかしら?という感じだったので「We Are Here」と地図の前門駅あたりを指差して教えてあげた。すると、英語でなんやかや尋ねてくる。「I'm Japanese」というと驚いていた。その袋はなんだ、と尋ねてくる。三脚って英語でなんて言うんだろ。わからないので「Camera Stand」と言って中身を見せたら納得してくれた。「First Time in Beijing?」「Yes」「First Time in China?」と奥さんがさらに質問を続けてくると、ご主人が
「ちゅうごくは はじめてですか?」
びっくり。なんでアンタが日本語しゃべるねん。北京で初めて聴いた日本語をしゃべったのが西洋人だとは。「日本のどこだ」「名古屋」「Nagoya?」奥さんはわからないらしい。旦那が「東京と京都の間だよ」と教えてあげた。じゃああんたらはどこからだ。「アメリカだ、バッファロー」Buffalo-Billsのバッファローかと尋ねたら笑っていた。すまんな、俺はそれしか知らないんだ。家族連れは建国門で乗り換えて東単で降りていった。降り際に、18歳くらいの娘さんに「Have A Nice Trip!」と声をかけると微笑んでくれた。ホテルに戻る。
廊下で女性3人組とすれ違った。一人は超ミニスカート姿で髪の色もファッションセンスも実に水商売風。携帯電話で中国語でまくしたてていたから日本人ではない。要するにコールガールだろう。中国では風俗営業はかなり制限されているはずだが、需要がまったくないわけでもないもんね。部屋に戻って缶ビールをもう1本呑んだ。今日は何を喰っただろう。マック→駅の食堂で炸醤麺→吉野家→永和大王。ジャンクフードばかりではないか。でも、気にしてもしょうがないので寝てしまう。
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